ベリタ

《No.445 ガブリアス ♀》

エスペランザ箱推しの大ファン。お気に入りのスマホにはロトム♂が入っており、エスペランザの情報を集めてもらっている。クフェアは姉だが一方的に嫌っている。

【性格】
推しに自分が関わるなんて言語道断な精神のだいぶ拗らせたオタク(曰く、「ボク含めファンは直接関わっちゃダメだろ！それでエスペランザが変わっちゃったらどーすんのさ！」)。口や態度は悪いがマナーは完璧。根は結構常識人。寂しがりで愛してほしい欲求が強く、情緒不安定。誰かに依存しやすいが、些細なことで相手を疑ってしまい、自分を守るために話を聞かずすぐ逃げたり攻撃したりしてしまう。めんどくさい自覚はあり、口が悪く周りを遠ざけたり、親しい人を作ろうとせず1匹狼でいようとするのもそうやって傷ついたり傷つけたりしたくないから。

好きなものは雑貨作り。嫌いなものは薬品の匂い。

【特性】
砂隠れ

【過去】
パルデアで生まれ育つ。目つきの悪さや近寄り難い雰囲気で周りに避けられる中、あるカルボウの兄弟を見て姉妹の関係に憧れ、誰かに愛してほしい欲求を募らせていった。ガバイトの頃クフェアを見つけ、見知らぬ土地で迷う彼女を案内することに。不愛想になってしまう自分の話を避けずに聞いてくれたため、クフェアに姉になってほしいと頼み姉妹となる。一緒に過ごした時間が増えていく一方で、本当に自分のことを一番に愛してくれているのかという不安も高まり、ついに当たり散らしてしまう。混乱した頭を冷やすため一心不乱に逃げようとするも、迫っていた敵に襲われてしまう。クフェアに庇われたことで更に頭の中が混乱し、血だらけのクフェアを置いて遠くへ逃げてしまった。一人で考えて拗らせた結果、クフェアがこの重たくて救われない感情を残して苦しませたと憎むようになった。ガブリアスに進化し、ロトム♂と出会うも相変わらずクフェアへの憎悪が頭を占める中、エスペランザの演技を見て夢中になる。

【セリフ】
「ボクはベリタ。なんの用？」「エスペランザまじで最っ高……見ろこの演技！」「……ははっ、酷いねお姉ちゃん。大っ嫌い。」

【未来】
エスペランザの皆が失ったものを取り戻すと、一旦解散することに。それを知ったべリタは拠り所を失い、無気力になった後また荒れ始める。ついに自傷にまで手を出すべリタの姿を見かねたステラが手当てついでに自身の劇団に誘い、ベリタは劇団員として活動することに。不安定な情緒も温かく受け入れてくれる個性豊かな劇団メンバーに支えられながら、劇を通して人の気持ちをじっくり考えることで、だんだん精神も安定してくると、クフェアへの想いがただ愛されたいだけだったと正しく理解できるようになる。その後、逃げずに向き合い、謝って仲直りを果たす。皆に愛され、クフェアの不器用すぎる愛もきちんと受け止められた。

仲直り後も劇団に残る。精神が安定すると、周りを突き放すためにわざとしていた乱暴な言葉遣いも改め、素直に感情を出せるようになる。エスペランザ復活後はクフェアや劇団の皆と一緒に見に行くことも。ロトム♂の気持ちにも気付き……？